オフセット製版

Our services

-オフセット製版-Helio Gravure Printing...

オフセット製版のご案内

オフセット製版について

【CTPシステムワークフロー】

オフセット製版機械img

当社では、オフセット印刷の製版・刷版工程も行っています。

社内でデータ受取りから印刷工程までの全てを行うことにより、一貫した管理を行え、迅速な対応も可能となります。

豊かな経験と印刷知識を必要とするデータの修正、画像処理も社内で行います。

また2024年2月に設備更新しましたCTPシステム(SCREEN社製/CTP PTR-8600NⅡ)により、更なる印刷技術の向上と、作業環境の改善「無処理版」への変更に伴い廃液の出ない環境にやさしいシステムになりました。

オフセット製版の豆知識

豆知識

製版(せいはん)とは、印刷の工程の中で、版下などを撮影してフィルムをつくり、それを修正して下版(げはん)に備えることを言います。

下版すると、印刷するための刷版(さっぱん)をつくることになるので、修正のきく最後の工程が製版ということになります。

ちなみに、刷版とは印刷するための判子(はんこ)のようなもので、朱肉(しゅにく)にあたるインキが刷版につくことによって、印刷素材に印刷することができます。

現在では、版下などはPCデータとして制作されることが殆どで、そのデータに修正を加えるなどした後に、フィルムとして出力したり、CTPという形式で刷版として直接出力します。

一昔前までは、レタッチマンという方達が全て手だけで行っていた修正作業をPC内で全て行います。

ですが、全て版下がなくなったということでもなく、PC内で修正作業を行うといっても、ある程度の製版や印刷の知識は必要です。

一般オフセットの製版とグラビアの製版は、印刷方式の違いから、かなり異なります。

一般のオフセット印刷は、水とインキの相性の悪さを利用してインキを転写させる方法です。

それに対しグラビア印刷は、凹状の版全体にインキをつけた後、ドクターという薄い鋼鉄の刃でこすって余分なインキを掻き落とし、窪み(凹)に残ったインキを転移させます。

一般オフセットの刷版は凹凸のない平らなもので、アミ点と呼ばれる(インキをつく)点の面積で色調をコントロールし、グラビア版は凹部の深さ(インキの高さ)で色調の微妙な濃淡をコントロールします。

よって、グラビア印刷の方がインキの盛り量はかなり多くなります。